バラバラドリルを成功させる3つの秘訣を公開します
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生徒が意欲的に学習するバラバラドリル

 バラバラドリルを試験的に導入してから2ヶ月が経ちました。

 予想通り、かなりの手応えを感じています。素晴らしい学習法なので、1人でも多くの方に活用していただきたいと思いました。

 私の教室に通えない方でも、ご家庭で簡単に真似できますので、これは良いと思われた場合はじゃんじゃん広めていただければと思います。

やり方次第で失敗することも

 このバラバラドリルの手法は、多くの脳科学者や心理学者の研究成果がベースとなっています。学習者の心理と学習効率を高めるために、決して踏んではいけない地雷がいくつかあります。せっかくの良い学習法も、運用次第では全く効果が得られない結果にもなりかねません。

 バラバラドリルの効果を最大限に発揮するために、3つの主な秘訣を公開いたします。よろしくお願いいたします。

秘訣その1:ドリルは自分で選ばせる

 使用するドリルは、始めは簡単なものがよいでしょう。

 私の教室では、よほど優秀な生徒でない限り、2学年下から始めています。2学年下ならば、学習にスピード感が出て、かつ高得点を連続で取れるので、学習者のセルフイメージが高まります。

「今学校で習っているところが分からないのに、2学年下の問題なんてやってられない」

と考える方もいるでしょうが、そこは急がば回れです。今学校で習っていることが出来ない場合、必ず前学年や前々学年の学習内容でつまづいているものです。そこをクリアにすることで、今学校で習っていることが自然と解決される例は少なくありません。学力の解決はあせらずじっくりが基本です。

 上記のことを踏まえつつ、子供と一緒に本屋へ行き、例えば

「○年算数をこの本棚の範囲から選んでね」

と伝えます。

 選択範囲はこちらで決めますが、最終決定を子供にさせることで、

「自分で選んだ」 という感覚を持ってもらいます。これだけでも、学習に取り組む姿勢はかなり違ってきます。

秘訣その2:「やれ」と言わない

「バラバラドリルやりなさい」

「今日はまだやってないでしょ。早くやりなさい」

 などの、学習を強いるような言葉を発した時点でゲームオーバーです。

 やらないときは何も言わず、子供が自発的にやっている姿を見つけて

「誰にも言われずに勉強するなんてすごいね!」

と認めてあげるのが上策です。

 いかに強要する言葉を避けて勉強する方向に誘導するか、工夫と忍耐が求められます。

 私の教室で運用する場合でも、家庭学習につなげるのが最終目的なので保護者の方には、上記の内容をお伝えしてご協力をお願いしています。

 学校の宿題以外には、学習する習慣が全くなかった子供が、家で自発的にバラバラドリルをするようになります。もちろん家庭学習が定着するまでの期間は、個人差があります。周りの大人は、私も含め忍の一文字です。

秘訣その3:おかわり禁止

 バラバラドリルは、時間を決めて取り組みます。私の教室での標準時間は1セット25分ですが、これは人によって変えて構いません。中学生なら、1セット40分~60分もあり得るでしょう。

 大切なことは、タイマーが鳴ったら「きり」の悪いところでも途中でやめることです。

そして、「おかわり禁止」です。

どんなに「もっとやりたい」と子供が言っても、「じゃあまた明日ね」とつっぱねます。

 バラバラドリルは、1テーマ1袋です。ドリルをバラバラにするので、「バラバラにしたドリル」「記録をつけるための達成表」「解答」をまとめて1つの袋に入れます。教室では、100均で売っているB5サイズのファスナー袋を使っています。

 例えば、国語で1袋、算数の計算で1袋、図形・文章題で1袋のように分かれています。

 どうしても、バラバラドリルの学習を続けたい場合、別の袋をもう1セットやるのは構わないことになっています。

 しかし、同じ袋を1日に2セット以上するのは禁止です。

 このルールを徹底することで、「今日はこの25分1回しかない」という意識が定着します。必然的に、25分間の集中力は高まります。

「おかわりできない」 というルールが集中力を高めます。

「言わなくてもやる」状態を作るために

 いかがでしたでしょうか。

 バラバラドリルをうまく運用すれば、

「勉強しなさい」と言わなくても勉強するようになります。

「自ら考えて」と言わなくても、次第に自分で問題集を考えて選ぶようになります。

「集中しなさい」と言わなくても、自然と集中して取り組むようになります。

 結果、子供が勉強好きになります。

 勉強は楽しいことばかりではありません、つらいことや苦しいこともあります。それを乗り越えるためには、

「自分は乗り越えられる」

という自信が子供の心の中になくてはなりません。そのためには、自己肯定感を高め、勉強に対するプラスの感情を育てておく必要があります。

 バラバラドリルは、苦難を乗り越えるための基礎体力作りです。学習の習慣がなかなか身についていない中学生にも活用できます。

 1人でも多くの子供が、この方法論を通じて勉強好きになってもらうことを願っています。  今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

教室の詳しい内容はこちらです
さくらぷりんと
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