自閉症娘とキャッチアンドリリース

皆様、長期の自粛の中いかがお過ごしでしょうか。

 家に子供がいます。

 ずっといます。

 この連休は、主だった公園も感染拡大防止のため、閉園のところが多く、家にいる子供を発散させる選択肢が狭まっています。

 うちの娘、ちょうちょに目覚めました。

 バタフライハンターです。

 雨の日以外は、必ず網とかごを持って近所の河原に出かけます。

 捕まえるのはいいのですが、私の娘は、命の尊さがまだぴんときていません。これを家に持ち帰ることを許してしまったら、家の中が近所の生き物の死骸で溢れかえる状況になることは火を見るより明らかです。

 そこで、

「いい?キャッチアンドリリースね」

と、何度も何度も言い聞かせてからちょうちょ狩りに出かけます。

 ちょうちょを捕まえるのは、日に日に上達しています。

 それはよいのですが、問題は帰りです。

 毎回必ず、ちょうちょの入ったカゴを家に持ち帰ろうとします。

「キャッチアンドリリースね」

と声をかけると、

「だめ!」

と言って、カゴを抱えてうずくまってしまいます。

 ちょうちょを逃がすまで、毎回玄関先で繰り広げられる光景です。

 根気よく根気よく、

「キャッチアンドリリースね」

と声をかけて。やっとちょうちょを逃がしてくれるようになるまで、まあ、毎回5分以上はかかっているでしょうか。

 自粛が延長されましたね。

 連休が明けたら、養護学校は3日に1度の登校になります。

 晴れの日は、毎回「キャッチアンドリリースね」になることでしょう。

 はあ……

 しかし、よいこともあります。

 ちょうちょの入ったカゴを動画に撮影したら、それを何度も繰り返し見てはちょうちょの名前を言っています。

 また、ちょうちょの図鑑を広げて、たくさんのちょうちょの名前を楽しそうに読み上げています。

 それは実に微笑ましい姿です。

 皆様も、よい連休でありますように。

教室の詳しい内容はこちらです
さくらぷりんと
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