
塾長の新境地(今さら?)
塾長「わし、今日、新境地を開いたかもしれん。」
私「何?新境地って。」
塾長「いつもはな、教室の真ん中のわしの席から生徒に『はい、○○ちゃんちょっとおいで』『おい、○○、ちょっと来い』言うてダラダラ~としてるやつや、難しくて困ってるやつを呼んで、わしの目の前に座らせて勉強をみるんやけどなぁ、今日はわしから行ったんや。」
私「?!(何いいよん、この人。)」
塾長「歩いたんや。」
「教室の中をわしがぐるぐる歩いて回って生徒を一人一人見て回ったんや。」
「良かったで~。」
「プリント見たら、もうとっくに進級した後のプリントやっていい子が同じ級のプリントをやり続けてたりする。わしがそいつに『これって、レベルアップ違うんか?』とか言えるんや。」
「そろばん黙々とやり続けて疲れ気味の子に、『きみ、今から国語やって』と言えるんや。」
「おんなじとこぐるぐるやってるやつがおったから、『次これやろうか』って言えるんや。」
「他にもあるで、」etc.・・・・
「全部分かったつもりでおったけど、気づかないことがあるもんや。」
「わしがぐるぐる教室の中歩いたら生徒が緊張しよるしな。(来るな~、来るな~)って。面白いわー」
私「面白いって、今頃???」
「面白いからばあばはずっと昔から教室をぐるぐる回ってるじゃない。」
(このひと、ばあばと同じことをやるのが本当に嫌いなんだなぁ。)
塾長「ばあばとわしは違うっ!」
「ばあばは、ラッキーカードを持ってない。」
「ばあばは、国語を教えられない。」
「ばあばは、サイコロを持ってない。」
「ばあばは、」etc.・・・・
私「いっぱい歩いて疲れたでしょう。」(はい、はい、良かったね~)
ばあばは最強
このばあばは、健在です。
むしろ最強になりました。
息子と離れて自分だけの教室をいくつかするようになって、花が満開になったようにのびのびバリバリやってます。
もともと息子を手伝って働くような器のお人ではないんです。
しがらみや束縛をひょいひょいとかわし、独自の開拓地を切り開く先導者のようなお人です。
嫁入り当初よく言われました。
ばあば「だいじょうぶよ~、私にできたんだからあなたもできるわよ~♪」
私「・・・・」(無茶苦茶だぁ、このひと自分が相当特別だってことわかってない。)
息子と離れて以来、ばあばの教室人気はうなぎ登り。
ばあばのお教室にご興味がある方はこちらをご覧ください。
但し、ばあばは直ぐには電話にでません。
1人で何人分もいろんな仕事をしてますから、移動中や庭造り中(松の剪定も自分でやります)や炊事洗濯中、授業中は電話に出ません。でもご心配なく、ばあばは折り返しのお電話で対応しています。
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