【嫁ブログ】分かるのよ〔025〕

また少々昔話にお付き合いください。

いつもいつもすみません。

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 退職とリハビリ

20代の後半、病気がもとで勤め先を退職しなければならなくなりました。

私自身は仕事を続けたかったのですが、会社の応接室に呼ばれて

「治療に専念したほうがいいと思います。」

と言われてはやめるしかありませんでした。

約1年ほどの治療の後、半ばまだ療養中だった私はリハビリも兼ねて生活費を稼ぐためにアルバイトを探していました。

そんな中、陶芸品や染織品を主に扱っている静かで趣のあるショップに

「アルバイト募集」

の張り紙がしてあったのでその場で電話をかけて面接の約束を取り付けました。

翌日、履歴書を持って店の店内に入ると年配の女性の方が待っていました。

この人がオーナーでした。

謎の面接

私は緊張しながらそっと鞄から履歴書を取り出し、丁寧にお渡ししました。

「宜しくお願いします。」

オーナーは

「少し待ってて。」

と言って、履歴書を持って暖簾をくぐって奥の部屋へ行ってしまいました。

それからしばらくしてオーナーが奥から出てきました。

そして、こう質問されました。

オーナー「どうして、うちで働きたいと思ったの。」

私「以前からこちらのお店はとても素敵なお店だと思い、何度か通わせて頂いていました。

 お店に置いてある品物一つ一つに大変好意が持てるので、これらの品物を販売できたらとても光栄なことだと思い面接を受けさせて頂こうと参りました。」

オーナー「そう、履歴書を拝見しました。あなたを雇うことはできません。 私はね、子供の頃からずっと難病で何十年も病院生活だったのよ。

・・・暫く闘病生活の話が続きます・・・

大人になってから治療方法がだんだん確立されてきて、奇跡的に病気を克服することができたの。だから、私にとって今は第二の人生なの。それで全国からこうやって美しい職人さんの手作業から生まれた作品を集めて販売していて、これは天職だと思っています。だから私にはわかるのよ。あなたはね!(突然語気を強めて)専業主婦をなめてます。」

私(は?)

オーナー「専業主婦をバカにしているからあなたはダメなんです。でもあなたに向いている仕事は専業主婦です。仕事なんか探さずに今すぐ結婚しなさい。でも、今日はわざわざ暑い中来てくれてありがとう。ご苦労様でした。」

 私「・・・はい、失礼いたします。」

 面喰いすぎた私は一切の質問もできずにその場をすごすごと退散いたしました。

意味不明です。

一体、どこから専業主婦の話が出てきたんだろう。

私の履歴書にはごくありふれた学歴と前職の職歴と車の免許の資格のことしか書いていませんでした。

謎です。

それに、その時の私は半ば病気療養中の途中で結婚の相手どころか彼氏もいませんでした。

その場を離れた直後、私は茫然としすぎて近くの喫茶店に駆け込み、一杯のコーヒーで長い間ぼーっとしていました。

あのオーナーの謎は謎のままですが、今は結婚しています。

但し、専業主婦ではありません。

近頃ブログばかり書きすぎて事務の仕事をため込んでしまっています。

かなりヤバいです。

はい、今からそっちを頑張ります。

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さくらぷりんと
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