【嫁ブログ】違い・気配編〔041〕

世の中には二通りの人間しかいない。

「目の前に落とし物をされる人とされない人だ。」

夫(塾長)ははっきり言ってデカい。

身長は182cm、体重は知らないがおじさん体型である。

上の娘が小学生の頃は、よく娘に泣きつかれた。

「お友達がみんな、Rちゃんのお父さんは見た目が怖いって言うの。」

私も夫の見た目には確かな防犯力があると思っている。

車に乗れないことをいつも理由にしているが、

夫に買い物に付き合ってもらっているのは運んでもらうことだけが理由ではない。

実は、私は一人で出歩くといろいろと疲れることになるのだ。

基本的に臆病者の私は人に気付かれないように気付かれないように(話しかけられないように、話しかけられないように)できるだけ気配を消して生活している。

ところが、そんな私の努力はあまり功を奏していない。

どちらかというとすぐに見つかってしまう。

 よくあることに、しょっちゅう道を聞かれたり、見ず知らずの子供にいきなりノリノリで話しかけられたりする。

ついでに言うと、みんな私の目の前に物をよく落としていく。

ある時は、地図を。

ある時は、スタンプラリーの台紙を。

ある時は、買ったばかりのペットボトルの水を。

冬はしょっちゅう手袋が落ちてくる。

落とし物は普通、見つけたら次の通りにする。

① 落とした人がまた取りに戻って来るかもしれないから、ちょっと脇に寄せてその場に置いておいてあげる。

② サービスカウンターや受付窓口、落とし物センターに届ける。

③ 交番や警察署に届ける。

私もただ落ちているものはそうしている。

だが、ボトンと落ちてきた直後は当然目の前に落とし主がいるので、落とした人に

「落としましたよ。」

と言って渡すことになる。

そこで問題が発生する。

私「あの~、これ落としましたよ。」

落とし主「えっ?違います。」

私「へっ???」固まる。

よくこうなる。

目の前で落とした人に「違う」と言われたらふつう固まる。

固まっている間に落とし主はどんどん行ってしまう。

そして見えなくなってしまうかしまわないかで、走って駆け寄って行き、もう一度勇気を振り絞って「あの~!」と呼び止めてみる。

そうすると大体、「ああ、やっぱり私のでした。ありがとうございます。」となる。

大変手間である。

読者の皆さん、嘘だと思ってるでしょ。

嘘じゃないんです。

これ、わたしの"あるある"なんです。

落とし物と張り合うぐらいよくあることに"子供にノリノリで話しかけられる"ということがある。

大体言葉が喋れるくらいの幼児から小学生低学年くらいが相場です。

「○○ちゃんね、〇さい。」

から始まって、「○○ちゃんの弟の○○くんが○○だからおとうさんとおかあさんが・・・」

家庭の内情をどんどんばらしまくる展開まで話が進んでいく。

私はどこで切ったらいいのかいつも分からなくなり、流れに任せて相槌を打っていたら、

大体その子のお母さんが怒って駆け寄ってきて終わる。

「なにやってんのよ、早く来なさい!」

怖い顔で、そしてどんなに近距離にいても決して私とは目を合わさないようにして去っていく。

なんだか、大変申し訳ないような気になる。

同様によくあることに"道を聞かれる"というのがある。

独身時代は歩けば当たる、ぐらいしょっちゅう道を聞かれていた。

白人系、東洋人系そしてどこか全く見当がつかない系の外国人

おばあちゃんやおじいちゃん、若い女子大生の旅行者。ビジネスマン風のスーツ姿の男性。

(※但し、同世代の女性は除く。理由は不明だが、同世代の女性は逆に絶対に近寄ってこない。)

駅や商店街のど真ん中で沢山の人が往来しているにも関わらず、ちょっと困り顔のその人は

私を見つけて遠くから近寄ってきて道を聞いてくる。

歩いている人だけじゃない。

すーっと車を寄せてきて私の横で車を止めて「ちょっと教えてくれませんか。」とこう来る。

いつぞやは。若いヨーロッパ系の外国人カップルが、大きなリュックを下ろして必死に困った顔をして紙を広げてあたふたしていたのを見かけました。

お約束通りに目が合います。

そして、こうなります。

「御一行様ごあんな~い♪」

結局私が目的地まで連れて行ってあげました。

これらの事を総合して私なりに判断した結果、どうやら私の"人畜無害"な性質がこういうことを引き寄せているのだろうと思っている。

これはこれで楽しいと言えば楽しいのだが、やっかいなことに腹の内の悪い輩「よさげなカモだぜ。」と寄ってきやすいのである。

若い20代の頃はよく酷い目に合わされたが、痛い目の数だけ経験値を積んだ今では、悪い輩を風貌や喋りの内容でリトマス試験が出来るようになったのでもうそれほど恐れることはない。

こうして"人畜無害""カモ"見た目の怖い夫(塾長)に一緒に出掛けてもらうことが大変気に入っている。

だってホントに何にも寄ってこないんだ、これが。

誰も何も落とさない。

子供は絶対に近寄ってこない。

誰も何も聞かない。

誰も何も勧めてこない。

先日のブログ〈レジ袋系〉でレジのおばちゃんに腕を掴まれて化粧品を勧められた話をしたところですが、そういうことが全くなくなるんです。

外見は人生を変えてしまう力がありますよ。

寄って来る人が変わってしまうんですから、日常も変わります。

日常が変われば運命も変わります。

成り行き上人生が変わります。

 

ある日の家の中の話

私「あれっ?○○(夫)が居ない。」

 ちょっと軽く探す。

私「あれっ?どこにも居ないなぁ・・・」

 すぐに諦めて探すのを辞める。

夫「ちょっと、ちょっと。」私「ワア-!!!びっくりした-!!!」

 

これ、家の中では毎日やってます。

夫(塾長)は家の中でも気配をすぐに消してしまいます。

 

私「どこにいたのよ~。」

夫「えっ?ずっといつもの椅子に普通に座っていたよ。」

私「なんでよ~、呼吸の気配もしてなかったよ~、生きている人間はだいたい何らかの気配さすものじゃないの?!」

 

 

教室の詳しい内容はこちらです
さくらぷりんと
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