【嫁ブログ】顔認識システム〔058〕

 

 

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パワハラ上等よ

これは私が某企業で受付をしていた時の話です。

上司「あなた!なんでティーパック一つまともに並べられないの!!」

私「あっ、はい、すみません。」

上司「なんで見てすぐにわからないの!!」

私「あっ、はい、すみません。」

上司「どんくさいわね、普通これくらい誰にでもできるでしょ。」

「役に立つかと思って雇ったのに……」

私「すみません。」

上司「あのね、あなた、相当変わってるからね!!!」

私「・・・・・・」

上司「・・・パワハラとか思わないでね。

   するに決まってるでしょ。

   昔はパワハラとかいう言葉なかったんだから、みんなみんなパワハラ受けてきたんだから。

   それが当たり前だったんだから。

   はっきり言います。私はパワハラします。パワハラ上等よ。」

私「すみません・・・わたし・・・このしごと・・・むいてないんでしょうか・・・」

上司 ギッとにらみつけたと思うと、呆れた顔をして

「向いてる仕事とか、あるわけないでしょ。

   仕事ってのはね!

   向いてる向いてないでするもんじゃあないのよ!!!

   一度採用されて、一度その船に乗ったら流れに任せてとことんいくしかないよの。」

私「はい・・・ですよね・・・」

上司「あなた、わたしのことどうこう言えないからね。

   あなた、相当変わってるんだから!」

 

断っておきますが、私は何も言っていません。

最後の言葉はご自身でご自分の事をわかっていて言った言葉かと思われます。

 

あれから十数年が経ちました。衝撃のマンツーマンのやり取りの数々がありました。

セクハラ、パワハラ、モラハラetc.・・・

バブル全盛期にブイブイ言わせていたらしい上司。

バブル期のお話は家から持ってきていたお弁当を食べながら、幸せそうに、懐かしそうによく話されていました。

バブル崩壊後に就職活動が始まった私にはW浅野のドラマの中でしかしらない話がリアルに聞けて面白かったです。(※W浅野とは浅野ゆう子、浅野温子のこと)

この上司は私からすると、とにかくけた外れのすんごい人で、中途入社で入ったその会社に入社して以来、何年も一日も休まず働いていました。

日曜も、祝日も正月もお盆も一切無しで何年も何年も一日も休まず出社して働いていました。

えげつないサービス残業を貫いていました。

これぞまさに現代に生きる点灯人ですね。(※「星の王子さま」との付き合い方 第三夜をご参照下さい)

この人どっかで壊れるんじゃないかと思ってましたが、私は結婚退社したのちにその某企業のホームページをのぞいてみたら同肩書職には別の方が就かれていて、あの上司ではありませんでした。

退職したのか移動したのかわかりませんが、お元気でいてほしいと思います。

 すんごい先輩

私が上司のちょっと変わったパワハラを受けていたその会社にはすんごい先輩がいました。

入社年がだいぶ違ったので彼女は先輩でしたが年は同い年でした。

彼女のことを仮にGさんと呼ぶことにします。

Gさんは大工の棟梁の長女で、竹を割ったような性格をしていました。

一緒に受付に座っていた時、彼女はよくこう言っていました。

 

Gさん「私、会った人の顔を全部覚えられるのよ。フッフッフ( ^ω^)・・・

一度覚えたらもう忘れないしね。」

 そこへ一人のビジネスマンが自動ドアから入ってきました。

 Gさん「あら~、○○さんいらっしゃいませ。その後あれはどうなりましたか?」

○○さん「ああ、君かぁ!すごいね、僕が前に来たのは2年前だよ、覚えていてくれたの?嬉しいなあ!」

 

そうしてGさんと○○さんは二人でにっこにこで暫く会話を楽しんでいました。

 

私「すごい記憶力ですね。」

Gさん「任して!特技なのよ。」

 

Gさんはいつも元気闊達な人で、問題の多い人を接待した後は

「ふざけんな!おまえの○○なんか知るか!」

と裏で掃除をしながらつぶやいて、またけろっとした顔でニコニコ受付に座っていました。

情緒はいつも安定していて、失敗するたんびに落ち込んでいた私とは大違いでした。

Gさんは全く人の顔を覚えられない私がちょっと不思議なようでした。

でも、そんな人もいるだろうと、特に私が覚えられない件に関しては何も言いませんでした。

それどころか私が常連さんに初めてお会いしたような挨拶から始めそうになった時は、すかさずフォローしてくれていました。

頼もしいのなんのって。

Gさんのおかげで私は苦境になんども立ちながらも切り抜けさせてもらい、結婚退職するまで何とかもったのだと思います。

Gさんは私よりほんの数カ月前に結婚退職していきました。

パンパンと結婚を決めて、パンパンと退職していきました。

Gさんにとって受付、接客、接待の仕事は天職だったのではとちょっともったいない気も勝手にします。

今でもGさんを思い出すとGさんの脳内顔認識システムと顔認識AIとどっちが凄いかなあと笑ってしまいます。

 私の特技

そして、私には無数のフラッシュバックシステム機能が備わってます。

白状すると、えげつない映像記憶システムを脳内に内包しています。

単純記憶や顔認識システムを持たない代わりに映像記憶システムがあるようなんです。

ただし、あまり自分で自由自在に操ることが出来ないため、役にも立ちません。

なので、フラッシュバックシステム機能なんです。

外部からのスイッチや図らずも踏んでしまった地雷原を引き金に、脳内で多種多様な時を全く選ばないフラッシュバックが引き起こされます。

覚えたい~!

みんなのように普通に覚えたい~!

夫のように覚えたい~!

これまで何の役にも立たなかったこの「フラッシュバックシステム」を使ってブログを書いてます。

人生初です。

多少役に立つようになったのは。

教室の詳しい内容はこちらです
さくらぷりんと
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