【簡単です】物語のあらすじを作りましょう【物語の要約】

あらすじを作ることを、要約とも言います。

小学生のみなさんに、何のコツも教えずに「要約しなさい」と言うと、たいていは、本文から適当に言葉や文を抜き出して、だらだらとつなげたようなつぎはぎ要約になってしまいます。

しかも、その方法だと物語の重要なポイントをのがしてしまうことが多く、失敗作になってしまいがちです。

この記事では、誰でも立派な物語の要約ができる方法を紹介します。

しかも手順さえきちんと踏めば簡単にできます。

要約ができれば、感想文も簡単に書けるようになりますので、今回紹介する方法でいろいろな物語の要約をやってみてコツをつかんでください。

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物語の定型

お話には2種類あります。

ア 〇〇が~する話。
イ ○○が~になる話。

たとえば、桃太郎は「ア」の形で要約できます。

桃太郎要約文1
桃太郎が鬼退治をする話。

簡単ですね。

しかし、これだけでは物足りないので、ここに情報を足していきましょう。

桃太郎要約文2
犬猿キジを仲間にして桃太郎が鬼退治をする話。

鬼退治をしてから、そのあとどうなったかも付け足すと次のようになります。

桃太郎要約文3
犬猿キジを仲間にして、桃太郎が鬼退治をした。桃太郎は鬼たちから宝をとり返して、村へ持ち帰った。

と、このように、土台を作ってふくらませていきます。

話をもどしましょう。

物語の基本形は2つありました。

ア 〇〇が~する話。
イ ○○が~になる話。

この基本形をもとにして組み合わせると、次のウエの形ができます。

ウ ○○が~して~になる話。
エ ○○が~になって~する話。

「~になる」「~をめざす」と言い換えることもできます。

ポケモンはです。

ポケモン要約文
サトシがピカチュウたちと旅をしてポケモンマスターをめざす話。

プリキュアはです。

プリキュア要約文
○○がプリキュアになって悪とたたかう話。

○○には、歴代プリキュアシリーズの好きな子の名前を入れてください。

私は大きいお友達ではないのでよく分からないです。

物語の型はア「~する話」イ「~になる話」の2種類があり、はその組み合わせであることが分かりました。

これを利用して、だいたい200字の要約文を作ってみます。

「王子とこじき」を要約してみましょう

まず骨組みを作ります。

この話はタイトルから素直に考えて、王子とこじきのダブル主人公としましょう。

王子とこじき要約文1
王子とこじきが入れかわってもどる話。

これが骨組みになります。

付け加えたい情報を考えてみましょう。

キーワードでかまいません。

物語の中から、「事件のきっかけやそうなった理由」「中心人物の次に重要な人物」「物語の重要イベント」などを抜き出します。

そっくり(入れかわった理由・きっかけ)
トムの父親(重要人物)
ヘンドン(重要人物)
戴冠式(重要イベント)

そしてキーワードを使って、物語の内容に合うように短い作文を書いていきます。

+そっくり
王子とこじきの子トムは、そっくりだった。ある日二人は服を交換して入れかわった。
+トムの父親
王子はお城を追い出され、トムの父親につかまった。
+ヘンドン
王子は、ヘンドンという騎士に助けられた。
+戴冠式
トムは王子のかわりをつとめていたが、王様は死んでしまった。新しい王様の戴冠式が行われることになった。

次に骨格の中に書いた「もどる話」をくわしくします

「もどる」をくわしく
本物の王子が現れて、トムが「そのお方こそ、本当の王様だ」と言って、本物の王子が新しい王様になった。

さてここで部品をつなげましょう。

王子とこじき要約文2
王子とこじきの子トムは、そっくりだった。ある日二人は服を交換して入れかわったところ、王子はお城を追い出され、トムの父親につかまったが、ヘンドンという騎士にたすけられた。トムは王子のかわりをつとめていたが、王様は死んでしまった。新しい王様の戴冠式のとき、本物の王子が現れて、トムが「そのお方こそ、本当の王様だ」と言って、本物の王子が新しい王様になった。

これで175字となりました。

これだけでもいいのですが、トムとヘンドンがどうなったかも付け加えるといい感じになります。

王子とこじき要約文3
王子とこじきの子トムは、そっくりだった。ある日二人は服を交換して入れかわったところ、王子はお城を追い出され、トムの父親につかまったが、ヘンドンという騎士にたすけられた。トムは王子のかわりをつとめていたが、王様は死んでしまった。新しい王様の戴冠式のとき、本物の王子が現れて、トムが「そのお方こそ、本当の王様だ」と言って、本物の王子が新しい王様になった。
その後、トムは立派な身分を得て、ヘンドンも伯爵の位と広いりょう地をもらった。

これで213字になりました。

物語の要約 やり方のまとめ

まず物語の骨組みを作ります。

物語の骨組みは

ア 〇〇が~する話。
イ ○○が~になる話。
ウ ○○が~して~になる話。
エ ○○が~になって~する話。

のどれかにあてはめます。

つぎに、骨組みができたら、「事件のきっかけやそうなった理由」「中心人物の次に重要な人物」「物語の重要イベント」などのキーワードを足して、それぞれ短文を作ります。

このキーワードにつられて、物語の重要なポイントが自然と出てくるのです。

さいごに、ひとつの文章にまとめます。

このやり方で、誰でも簡単に立派な物語の要約ができるようになります。

ぜひ参考にしてください。

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