
先日、私の教室の中学生の成績が上がった話をさせていただきました。
どの子も、素晴らしい結果を残したわけですが、先日の記事では触れなかった秘密について今日は少しだけお話させていただきます。
成績が「ドンッ」と上がった生徒の共通点についてのお話です。
成績が伸びた生徒の保護者の態度は一貫しています。
①子供の学習状況について一切の論評をしない。
②子供の勉強について一切の口出しをしない。
③子供が勉強する・しないに関しては本人の問題だと考え、好きにすればよいと考えている。
④私の教室にまかせておけば大丈夫だと信じている。
私は、生徒一人ひとりの「勉強に対する心と気持ち」を常に意識しながら毎日の授業を行っています。
そして静かな中にも対話が散りばめられています。
その対話の例をここで紹介いたします。
と言ってもたいしたことではありません。
『今日は何するの』
です。
生徒が「〇〇します」と言ったら、「はい、分かりました」と答えます。
もし、生徒の方から「先生、何をしたらいいですか」と聞いてきたら
「自分で考えよう」
「AとBの課題があるけど、どっちにしますか」
のように答えます。
つまり、自分が今日何を勉強するかを、自分で考えて決める練習を普段からやっているのです。
もちろん、多少の軌道修正や、その日にぜひともやってもらいたい課題を私から提示することはあります。
他の声かけもこの系統のものが沢山あります。
成績が上がる秘密については、今後もお話できたらと思います。