
昨日はNくんの算数を見ていました。
単元は小数で、うろ覚えですが、こんな感じの問題でした。
4.103と4.13は、1の位の数が( )、1/10の位の数が( )で同じなので、1/100の位の数をくらべて( )と( )で3のほうが大きい。
だから、4.103は4.13より( )。
だから、4.103は4.13より( )。
そこでNくんの書いた解答がこちら。
4.103と4.13は、1の位の数が( 4 )、1/10の位の数が( 1 )で同じなので、1/100の位の数をくらべて( 0 )と( 3 )で3のほうが大きい。
だから、4.103は4.13より( 大きい )。
だから、4.103は4.13より( 大きい )。
最後の「大きい」でズコーとなりますね。
ここで、
「ちゃんと読みなさいよ!」
とか言わないのがアールズ流です。
「はいはい、最後まで書けたね。じゃ、音読して」
とふつうに言います。
Nくんが音読します。
「だから、4.103は4.13より……」
のところまで読んだNくんが、私の顔を見てニヤァとなりました。
自分の間違いに気づいたのです。
「音読して」
と言っただけで、間違いが直る。
そういう指導もあるというお話でした。