
皆さまよい夏休みをお過ごしでしょうか。
今日は表題の通り、たいしたお話ではありません。
しかし、どうしてもお伝えしたかったのでこの記事を書いております。
もくじ
整理整頓するのではなく「捨てる」
本屋さんへ行くと、整理整頓や断捨離に関する本が結構ならんでおります。
私はそっち系の本は、タイトルや目次だけ見るのがもっぱらで、実際に買うことはありません。
なぜなら、私は整理整頓がとても苦手だからです。
したがって、整理整頓や断捨離に関する本を買って読んでも、
読んだだけの知識になるだろうし、
実行したとしても三日坊主で終わることは、火を見るよりも明らかです。
そんな私が、妻の要請を得て断捨離を実践するようになって、はや1年が過ぎようとしています。
断捨離を行うときは難しいことは考えません。
「とにかく捨てる」
これに尽きます。
なんでもかんでも捨ててしまうのです。
「今」使っていないものは捨てます。
本が捨てられないを克服
私は本が好きなので、本を捨てることがなかなかできませんでした。
若い頃に読んだ本の中に、渡部昇一さんの『知的生活の方法』という本があって、その中で蔵書を売り払った学者を痛烈に批判している文があり、そのことが私の中にずっと残っていました。
しかし、よくよく考えれば私は学者でもなんでもありません。
また読みたくなったらもう一度買えばよい。
絶版になっているのであれば、あきらめればよい。
そう自分に言い聞かせて、本をどんどん処分するようになりました。
ある時は古本屋に持って行き、
ある時は知り合いにあげる。
そうすると、少なくともその本は、誰かの手にわたり読まれることになります。
私の本棚で眠っているよりも、役に立っているので、こちらの方がずっとよいことが分かりました。
そして、本を処分すると、家が広くなりました。
本という存在が、いかに生活スペースを占領していたかを実感しています。
見えてきた真理 その1
もちろん、本だけでなく、食器、家具、衣服・・・・・・とあらゆるものを処分していきました。
やってみると分かるのですが、断捨離を始めると
捨てても 捨てても まだ捨てる物があります。
今までたくさんの物に埋もれて、見えていなかった物が見えてきます。
「よく考えたら、これも捨てれるじゃないか」
という物が次から次へと出てきます。
そして、それまでに気がつかなかったいくつかの真理にたどり着きます。
その一つがこれです。
「買うのは簡単、捨てるのは大変」
捨てるのにお金がかかるものが結構あります。
(パソコン、家電、粗大ゴミ等)
クリントピアに何度も何度も車でゴミを運ぶこともしました。
捨てるのが大変なことが分かるので、買い物をするときに慎重になりました。
「これは本当に必要か」
と一旦立ち止まって考えるようになりました。
同時に、今までしていた無駄遣いを自覚するようになりました。
そりゃお金もたまりません。
見えてきた真理 その2
そして、断捨離をするようになって見えてきたもう1つの真理は
「頭がとても楽になる」
です。
断捨離効果は、開運や金運上昇などいろいろ言われますが、個人的にはこれが一番のメリットだと思っています。
視界に入る多くの物が、思考の妨げになっていたことを実感します。
壁や冷蔵庫にペタペタ貼り付けていたメモもはがしました。
頭の中がクリアになり、毎日気分よく生活することができます。
教室の断捨離はまだまだ途中なのですが、すっきりとした空間にして、生徒達が集中して学べる空間に仕上げていきたいと思っています。