習慣化を指導するたった1つの極意
スポンサーリンク

『学習手帳』の導入

 一部の生徒に手作りの『学習手帳』をつけさせています。

「予定」と「やると決めたこと」の2つを書いて、「やると決めたこと」は、やって終わったら横線で消すという単純な仕組みです。

 石田勝紀氏のやり方をほぼ真似しています。

どのように習慣化させるか

 一度手帳をつけはじめたならば、継続して「習慣化」しなくては意味がありません。言い換えると、「習慣化」することができれば、大成功です。手帳をつけるメリットは、数え上げればきりがありません。それこそ1冊の本が書けるほどのメリットがあります。

 ならば、手帳をつけながら家庭学習を行うことを「習慣化」することが当面の目標になりますが、これを成功させるために有効なたった1つの方法を私は実践していますのでご紹介します。

授業のたびに毎回見る

 私の教室で「学習手帳」と呼んでいるこの手帳をつけている生徒は、例外なく、毎回の授業で私に見せることがルールになっています。教室での勉強に集中するあまり、私に手帳を見せることを忘れている生徒がいても、私が声をかけて見せにくるように言います。

 このとき、きちんと書けている生徒は問題ありません。その生徒の個性的な部分を見つけて、コミュニケーションすれば、また書いてきてくれます。

 問題は書いていない生徒、書くのをつい忘れた生徒への対応です。

 このとき私は生徒に説明します。

「書くのを忘れちゃったときも、必ず見せにきてね。書いてなくても、絶対に褒めてあげるからっ!」

と言います。

 これを言われた生徒は、まず例外なく驚いた表情になります。私は続けます。

「書くのを忘れたなら、書き忘れた分とこの先の分を教室で書いちゃえばいいんです。でもさ、書いてないのに先生に見せるのって、勇気いるよね?なのに、ちゃんと見せてくれたなんてすごいよ!」

 このように伝えるとたいていの生徒は笑っています。

「だってさ、ふつうは書いてなかったら『なんでおまえ書いてないんだよ』とか『ちゃんと書かなきゃだめじゃない』みたいなお説教をくらうから、見せたくないよね?だから、先生は絶対に絶対にそういうことは言いません。書いてなくても見せてくれたら『書いてないのによく見せてくれたよ!』と褒めます、約束します。」

と伝えます。

 これだけで、ほぼ習慣化は成功します。

目的は何か

 ここでの目的は「習慣化」です。

 その目的を達成するために、書いていない生徒に対して「お説教」や「叱責」をくらわせるのがいいのか、「書いてなくても褒める」をやった方がいいのか、単純な方法論の問題なのです。

「書いてなくても褒める」をやった方が、目的を達成しやすいだけのことです。

まとめ

 生徒たちは、何が望ましくて、何が望ましくないのか、大人とほとんど変わらない価値観をすでに持っています。その価値観があることを前提に接してあげれば、「お説教」の必要などほとんどなくなります。

 この方法論は、「習慣化」以外にも応用できます。

 多くの指導者と保護者の方に、おすすめしたいと思います。

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

教室の詳しい内容はこちらです
さくらぷりんと
スポンサーリンク
おすすめの記事