定年退職のない社会がやって来る中、小中学生は何を身に付けるべきか
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定年退職がなくなる方向で社会は動いている

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201905/15miraitoushi.html

 総理官邸で開催された未来投資会議での安部総理の発言です。

「人生100年時代を迎えて、元気で意欲ある高齢者の方々にその経験や知恵を社会で発揮していただけるよう、70歳までの就業機会の確保に向けた法改正を目指します。」

 高齢者の雇用に関する法改正は1980年代から始まっています。 段階的に改正され、65歳までの雇用が義務化されたのは2013年です。そして、令和の時代になり、「70歳」という数字が言われるようになりました。

https://allabout.co.jp/gm/gc/463234/

 私が参考にしたこの記事でも、最後に「人生100年時代、将来は70歳定年、あるいは定年制という概念がなくなり生涯現役時代が到来するかもしれません。」と結んでいます。

今の小・中学生はただ勉強すればよいというのではない

 定年退職がなくなりつつある、ということは終身雇用も当然なくなるということです。

 想像してみればすぐに分かることなのですが、22歳で大学を卒業して就職したとします。

 大学で身に付けたスキルでその後何年戦えるでしょうか。社会の変化のスピードはどんどん速くなっています。大学で学んだことが、何十年も通用するわけがありません。

 ずっと社会で通用する人材でいようと思ったら、社会に出た後も、学び続けなければなりません。学ぶことをやめたらすぐに置いて行かれます。つまり、働きながら学ぶことが生き残るための必要条件になるのです。

「何を当たり前のことを」

と言われるかもしれません。

 今、現役で働いている大人達は、当然このことを実感しています。

 私はこうした時代を前にして、子供達にしてあげられることは何かを考えます。なぜなら、子供達が大人になって仕事に就く頃には、今の大人達には想像もつかない世の中になっているだろうと思うからです。

 今の小・中学生は、ただ勉強をすればよいという考えは明らかに間違っています。

ライフプランが変わる→教育も変わるべき

 定年退職や終身雇用がなくなるとすれば、全ての社会人は、自分自身のキャリアプランやライフプランを戦略的に考える必要が出てきます。

 大学を卒業して、企業に就職できたら「上がり」という時代ではなくなります。最初に就職してから後の人生が80年あると考えてみましょう。「大学」→「就職」→「また大学」→「また就職」→「またまた大学」→「独立起業」なんていう人生もあり得ます。

「何も考えず、会社のために働いていればよい」という考えでは生き残れないのは明らかです。

 これを学生に置き換えれば、

「何も考えず、勉強だけしていればよい」

という考えになるでしょう。

 これでは全く駄目なことは明らかなので、私は「自分で考え、自分で決めて、自分で行動する習慣」を身に付ける練習をしてもらっています。

『学習手帳』の真の目的

 全員ではありませんが、『学習手帳』をつけてもらっています。

 1人ひとり、タイミングを見計らいながら導入しています。

 最終的には、2年生以上の生徒全員に導入したいと考えています。

「予定」と「やると決めたこと」を手帳に書きます。要はタスクリストです。

 生徒には、この手帳をつける意味を何度も説明します。

「自分の未来は自分で決めます。人には決めさせません。自分の未来をコントロールする『練習』を先生と一緒にやりましょう。」

 まずは手帳を付けることを習慣化するのが最初の目標になります。習慣化されてきたら、他のスキルを徐々に訓練します。

 習慣化については、数日前に書いた記事がありますので、よければご参照下さい。

『学習手帳』は、「計画性を身につけ」「学習のモチベーションを上げる」という効果もありますが、本当の狙いは「自分で自分の人生を考える」ための基礎訓練です。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

教室の詳しい内容はこちらです
さくらぷりんと
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