
(写真は四国水族館のカレイです)
数年前のこと、
出産の後遺症で足の神経痛が酷く、家の近くの総合病院の整形外科に診察に行きました。
その診察の際、お仕事は何ですかと聞かれたので、そろばん塾の事務をやっていますと答えました。
すると、その先生が
「そろばんって意味がないでしょ。私はそろばんはやったことがないけれども、困ったことは一度もないですよ。ハッハッハ(笑)。」
と言ってきました。
私は困ってしまって、
「そうですねぇ・・・」
ととりあえず話を合わせるしかありませんでした。
このことが頭の片隅にずっと残っています。
そろばんをやったことがないのは私も同じです。
そして、そろばんをやらなかったとしても困らずに進学もできますし、仕事にも就けます。
それはその通りです。
困るか困らないかに論点を合わせるとそうなります。
そろばんが出来るか出来ないかは、困るか困らないかではないと私は思います。
そろばんを何のためにやるのかを一言で言ったら
筆算しかできない人とは次元の違うレベルで計算が出来るようになるという事かと私は思います。
なにしろ、私自身はそろばんが出来ないので、暗算段位を取っている娘とは見ている世界が違うようです。
高い山の上に登った人と地上にいる人とでは同じ空を見ても見える世界が違います。
塾長が作った暗算ピラミッドをここで改めてご紹介いたします。
これをみて皆さんはどう思いますか。
暗算ピラミッド