
レジ袋有料化ですが、とても残念です。
誠に残念です。
アールズ国語そろばん教室は塾なのでレジ袋はもともと使いません。
それでも残念です。
両手いっぱいの……
昨日の日曜日のこと、
セブンイレブンから綺麗な女性が出てきました。
こぼれ落ちそうなほどの、沢山のドリンクやデザートなどを両手に持ったまま、
車の前へ行ってじっと立っています。
暫くしてから、おじさん(先ほどの女性のご主人らしき人)が出てきました。
こちらも、両手にこぼれ落ちそうなほどの小さめの商品を沢山持っています。
ご主人は
「おっとっと!」
という感じでポケットからやっとのことで車のカギを出し、車のロックを外します。
ようやく先ほどの女性は車に乗ることができました。
そうこうしているうちにもう一人、
娘さんと思われる女性が出てきて、こちらも両手にはカップのカフェラテを数個と何かを持っています。
はっきり言って、ギリです。
かなりのギリに見えます。
駐車場の車の中で夫を待っていた私は、見ようと思って見ていたわけではありませんが、
なんだか申し訳ない気持ちがしました。
なんでこんな目にあわないといけないのか
ちなみにこのレジ袋有料化の話を整理してみるとこうなっています。
☆経済環境省のホームページ
プラスチック製買い物袋の有料化が2020年7月1日よりスタートします
プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
このような状況を踏まえ、令和2年7月1日より、全国でプラスチック製買物袋の有料化を行うこととなりました。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
だそうです。
すみません。私、いちいち引っかかるんです。
性格といいますか。
性分といいますか。
ちょっとでも「?!」と思うと気になるんです。
「プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。」
これはそうでしょう。
「一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。」
これはちょっと引っかかるなぁ~。
そこで替え歌ならぬ、替え文を勝手にいたします。
「一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあると言っている勢力(利権勢力)もあります。」
なんかいい感じになった気がします。
「私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。」
これは上から命令されているようで腹が立つ。
「私たち」って誰だよ!
こういう宗教くさい文章もダメ、私の狭~い心では受けとめられません。
本当は、こう言いたいように聞こえます。
「あなたたち国民は、プラスチックの過剰な使用を抑制し、私たち利権勢力に頑張って貢献しましょう。」
困ったものです。
いちいち引っかかる性格のため、考えてしまいます。
昨日行った四国水族館のお土産屋さんで、私が先手を打って「あっ、レジ袋、持ってます。」というと、店員さんが「袋は無料です。」と言って紙袋に入れてくれました。
なるほど~、紙袋なら繰り返し使えるという観点からか、素材的にOKだからか、その両方だからかわからないけど対象外なんだなぁ、と感心してしまいました。
経産省のホームページによると
・紙袋、布袋、持ち手のない袋(これ、ちょっと意味がよくわかりません)はOK
・繰り返し使える厚手の袋(50㎛以上のプラ)、生分解性プラ、バイオマスはOK

持ち手のない袋ってこれのこと?
だそうです。
ついでに経産省のホームページのFAQ(価格・売上)も載せておきます。
経産省の言いたいことはだいたいわかりました。
けれどもわからないこともまだあります。
レジ袋有料化って誰が決めたの?
一つは、この義務化の法律がいつ国会で制定されたのかよくわからないことです。
コロナでそれどころじゃなかったような。
そこで検索してみたらわかりました。
来年7月から全国一律でプラスチック製買物袋の有料化がスタートします容器包装リサイクル法の関係省令を改正しました
経済産業省は、プラスチック製買物袋の有料化に向け、本日、2019年12月27日(金曜日)、容器包装リサイクル法の関係省令を改正するとともに、制度の円滑な実施に向けたガイドラインを公表しましたので、お知らせします。本制度改正は、プラスチック製買物袋の過剰な使用を抑制することを目的として、消費者のライフスタイル変革を促すものです。今後、関係省庁と連携し、周知広報の徹底に努めてまいります。
1.背景・経緯
本年5月31日に策定した「プラスチック資源循環戦略」では、資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の幅広い課題に対応しながら、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための重点戦略の1つとして、リデュース等の徹底を位置付けており、その取組の一環として「レジ袋有料化義務化(無料配布禁止等)」を行い、消費者のライフスタイル変革を促すこととしています。
これを受け、本年9月から、産業構造審議会産業技術環境分科会廃棄物・リサイクル小委員会レジ袋有料化検討ワーキンググループ及び中央環境審議会循環型社会部会レジ袋有料化検討小委員会の合同会議において、計4回にわたる審議を重ね、パブリックコメントを経て、今般、容器包装リサイクル法の関係省令を改正するとともに、制度の円滑な実施に向けて「プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン」を公表しました。
2.今後のスケジュール
来年7月1日から施行。
制度の円滑な施行に向けて、年明け以降、関係省庁が連携して、レジ袋有料化の制度周知、マイバッグ携行の啓発等に取り組みます。相談窓口については2020年1月6日から開設します(事業者向けTEL:0570-000930、消費者向けTEL:0570-080180) 。
また、経済産業省としても、庁舎内の店舗でレジ袋有料化を前倒して実施するなど率先して取り組んでまいります。
3.関連資料
• 容器包装リサイクル法の関係省令新旧表(PDF形式:124KB)
• プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン(PDF形式:382KB)
担当
産業技術環境局資源循環経済課長 横手
担当者:末藤、早田、貴田
電話:03-3501-1511(内線 3561~4)
03-3501-4978(直通)
03-3501-9489(FAX)
国会で新しい法律が制定されたわけではないんですね。
政府の政令ですらないんですね。
経済産業省のお官僚の方々が、1995年の容器包装リサイクル法を省内で改正した省令なんですね。
(法律の所管は、環境省、経済産業省、財務省、厚生労働省及び農林水産省の5省共管。)
http://www.env.go.jp/recycle/yoki/a_1_recycle/index.html
スーパーで前に並んでいたおじさんが、ボソッと
「形を変えた増税だな。」
って呟いていました。
このおじさんとは何の縁もありませんが、
猛烈に同感いたします。
ところで
ここまでレジ袋有料化に不平不満を並べといてなんですが、
お勧めのYOUTUBEチャンネルがあります。
【折りたためる】裏地付きエコバッグの作り方/レジ袋/サブバッグ/リバーシブル
とても分かりやすく動画でエコバックの作り方を見ることができます。
他にもたくさん作ってみたい手作り作品があり、楽しい動画サイトです。