
私「また、漢字の話なんだけどしてもいいかな?」
夫「へっ?」
私「漢字が覚えられないのが悔しくってね、それでずっと漢字検定のテキストを買って大人になっても勉強しつづけていたのよ。」
夫「はぁ。」
私「それで30代後半で漢字検定3級を一度受験したのよ、会場で。」
夫「で、」
私「結果はずたぼろだったの、試験中にもう、書けない空らんだらけで結果を待つまでもなかったの。それでやっと諦めがついたって訳。」
夫「そうか。」
私「その、諦めがついた直後にね、ニュースでやってたのよ、ほら、例の。」
夫「漢検協会事件」
Wikipedia
漢検協会事件
漢検協会事件
私「自分では自分のコンプレックスにけりをつけるつもりで漢検を受けたつもりだったけど、違ったのよね。」
「当時、新聞で『漢検』の宣伝が猛烈にされていたのよ、それで知らず知らずに何度も何度も『漢検』の広告宣伝を見せられているうちに、たまたま漢字にコンプレックスがあった私が引っかかっただけだったのよ。なんか、興醒めね。」
夫「まぁ、よくあることだよ。」
「世の中、コンプレックスや悩みなどのマイナス感情に付け込む広告宣伝ばかりだよ。」
私「あっ!!」
「アールズの広告もお勉強のコンプレックスの悩みにつけこんでるかしら。」
夫「そんな影響力はナイナイ」(笑)