【嫁ブログ】『星の王子さま』との付き合い方・第3夜〔050〕

いつもご訪問ありがとうございます。

この星の王子さまシリーズですが、

「さすがに長い」

というご意見をいただいたため、今回より短めにいたしました。

 

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『星の王子さま』との付き合い方・第3夜

Chapter14

P71
五番目の星は、とても変わったところだった。どこよりもいちばん小さな星だった。そこにはガス灯が一本と、そこに火をともす点灯人がひとりいたが、それだけで星はいっぱいだったのだ。宇宙のどこかの、家も住む人もない星で、いったいガス灯と点灯人がなんの役に立っているのか、小さな王子さまにはどうしてもわからなかった。それでも、こんなふうに考えた。

岬の灯台をイメージさせます。

暗い夜の一軒の屋台のようでもあります。

小さな工場の電球の下の機械のようでもあります。

P74

点灯人「ひどい仕事さ。前はもっとまともだった。朝になるとガス灯を消して、夜になるとともす。昼は休む時間があったし、夜は眠る時間があった……」

点灯人「指示は変わっていない。それが悲劇のはじまりだ!星は年々自転が早くなっていったんだが、指示のほうは変わらなかった!」

点灯人さんの仕事はひどい仕事で、今悲劇の真っただ中ですか。それは大変です。

P76

星の王子さま「ついてないね」

点灯人「ついてないんだ」「おはよう」

そしてガス灯を消した。

〈あの人は〉と王子さまは、また旅を続けながら思った。〈ほかのどの人にも、見下されるんだろうな。王さまにも、大物気どりにも、酒びたりにも、実業家にも。でもぼくには、ばかげて見えないのはあの人だけだ。それはきっとあの人が、自分以外のことをいっしょうけんめいやっているからだろう〉

なんだか切なくなってきます。

ビルの清掃員の仕事をしながらあと二つアルバイトをかけ持ちしていた時代を思い出します。

毎日くたくたで、仕事と泥のように眠るをただ繰り返していた日々を思い出します。

見下されている自覚は当然ありました。

サン・テグジュペリと当時の私が出会っていたら何を話したでしょうか。

 

Chapter15

P77

六番目の星は、前の星より十倍も大きかった。そこにはひどく大きな本を書いているおじいさんが、住んでいた。

P78

「私は地理学者だ」おじいさんは答えた。

「海や川や街、それに山や砂漠がどこにあるのか、知っている学者のことだ」

星の王子さま「わあ、おもしろそう」「これこそ、ほんとうの仕事って感じだ!」そうしてあたりをざっとながめた。これまでこんなに堂々とした星は、見たことがなかった。

星の王子さま「りっぱな星ですね、ここは。大きな海はありますか?」

地理学者「わからんな」

星の王子さま「なぁんだ!(王子さまはがっかりした)じゃあ山は?」

地理学者「わからんな」

星の王子さま「じゃあ街や、川や、砂漠は?」

地理学者「それも、わからんな」

P79星の王子さま「でも地理学者なんでしょう!」

地理学者「そのとおり。だが私は探検家ではない。ここでは探検家の数が、まったくもって不足しておる。街や川や、山や海や、もっと大きな海洋や、砂漠を数えるのは、地理学者ではない。地理学者の仕事は重要だから、ぶらぶら出ていくわけにはいかんのだ。ずっと研究室にいて、探検家たちが来れば会う。いろいろ質問をして、探検家たちの話を書きとめておく。そうしてそのうちのどれかに興味をひかれたら、その探検家がしっかりとした人物かどうか、調べさせる」

星の王子さま「どうしてそんなことを?」

地理学者「探検家がうそつきだと、地理の本がとんでもないことになってしまうからだ。大酒飲みの探検家でも、同じだな」

地理学者の話はもっともらしいけれども、この人自分では動かないそうです。

自分で動かないという点で残念な感じがします。

お高く留まって人を上から見定めて、頭の中だけで全てを完結させているようです。

視野が広いんだか狭いんだかわかりません。

P82

地理学者「『ほどなく消えるおそれがある』ということだ」

星の王子さま「ぼくの花は、ほどなく消えるおそれがあるの?」

地理学者「そうとも」

星の王子さま〈ぼくの花は、はかないんだ〉王子さまは思った。〈世界から身を守るのにも、四つのトゲしかもっていない!それなのにぼくは、たったひとりで星に残してきた!〉

P83

そこで王子さまは、花のことを思いながら、旅立った。

愛する人は身を守る四つのトゲを持っているそうです。四つ。四つ。四つ。

いいのでしょうか、心配なら戻るべきではないでしょうか。今戻ったら物語もここで終わりますが。

いったん休憩

ここまでを書き終えて、一旦夫に見せました。

感想を聞いてみたかったからです。

「こんなのはS子にしか書けないなあ、他の人に書けないものを書けるっていうのはいいね。」

特にそれ以上は何も言ってくれず、ちょっと不安でしたが夫はそういう人なので私も諦めてそれ以上を聞かず、自分から話始めました。

実は、ここまで読んであまりの孤独感に辛くなってしまっているの。

読めば読むほどどんどん辛くなってきてしまっているの。

たったひとりでこの世の中で自分の居場所を探す旅を続けて、それでもまだどこにも居場所はないし、分かり合える友にも出会えていないの。

はじめはね、「本当に大切なもの」を探していたはずだったのよ。

大人にはわからないものを、見つける旅だったんだけど、いつの間にか私の中で居場所を探す旅、分かり合える友を探す旅になっていて、それがまだないの。

 

そして大泣きすること小一時間。

わんわん泣きながら読後感想を夫に語る私を心配して、娘がお茶をどんどん私に飲ませました。

「おかあさん、おちゃ、のむ。」と言って、ペットボトルが空になるまでお茶を口に当ててくれたり、

「おかあさん、おちゃ、のむ。」と言って、自分のほっぺたをちぎる動作を繰り返して、エアーお茶を飲ませてくれたりしました。

そうして、もう、おなかがお茶でたっぷんたっぷんになりながら更に泣き続けました。

泣くお母さんを心配する娘を夫がモスバーガーに連れ出してくれました。

 

 

 

 

 

 

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