【嫁ブログ】『星の王子さま』との付き合い方・第5夜〔055〕
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『星の王子さま』との付き合い方・第5夜

ついにお別れの場面が近づいてきました。

予定では第5夜で完結のつもりでしたが、思ったより長くなってしまいましたので、明日の第6夜で完結となります。

もう少しお付き合いください。

 

Chapter22

P111
星の王子さま「子どもたちは、ぼろきれのお人形に時間を費やす。だからそのお人形はとっても大事なものになる。それで、とりあげられると泣くんだね……」

鉄道員「幸せ者だな、子どもたちは」

子どもが幸せなのが一番だと思います。自分はどうでもいいと思います。子どもが幸せならそれで十分だと思っています。親になってつくづくそう思います。最悪、我が子を守る為なら地獄行きも良しとする自分がいます。

 

Chapter23

P112
物売り「すばらしく時間が節約できるようになるからだ」「専門家が計算したところ、1週間に53分の節約ができる」

星の王子さま〈ぼくなら、もし53分あったら、そっと、ゆっくり泉にむかって歩いていくよ……〉

時間の長さは人によって違います。

何に時間を使うかは自由に決めたいものです。

最大の自由は時間の使い方を自分で決められることかと思います。

だから私は誰かと約束をするのが苦手で、約束自体は素敵なことですが、リスクも伴います。

だから私はスマホでラインはやりません。

嘘もつきたくないですし、相手をがっかりさせたくもないからです。

それどころか友だちと約束もしません。

しょちゅう動けなくなって寝込んでしまうから、結局約束を破ってしまうことになるからです。

悲しませたくない相手を悲しませることになるからです。

キツネの話に出てきた絆の話は道理かもしれませんが、体が丈夫でなければそんなにうまくいかないと個人的には思います。

 

Chapter24

P116、117、118
このとき不意に、僕はなぜ砂漠が不思議な光を放つのかわかって、息をのんだ。僕は子供のころ、古い時代に建てられた家に住んでいたのだが、その家にはどこかに宝物が埋められているという言いつたえがあった。もちろん、それを見つけた人は誰もいなかったし、もしかしたら、さがすことさえなかったかもしれない。でもそれが、家全体に不思議な魔法をかけていた。僕の家は、その見えない中心部の奥に、秘密をひとつかくしていたわけだ……

僕「そうだね。家や、星や、砂漠を美しくしているものは、目には見えないね!」

星の王子さま「うれしい。きみが、ぼくのキツネと同じ考えで」

僕はその白い額を、閉じた目を、風に震える髪の房を、見つめた。そして思った。

〈こうして今見ているものも、表面の部分でしかないんだ。いちばん大事なものは、目には見えない……〉

しっかりまもらなくては。さっと風が吹いてきただけで、消えてしまうかもしれないから……

そうして僕は歩きつづけ、夜明けに、井戸を見つけたのだ。

井戸、見つかったんですね。もし井戸が見つからなかったら二人は砂漠で死んだという結末に終わったのかな。井戸が見つかることは必然だったのかな。それともたまたまだったのかな。

  

Chapter25

P118
砂漠の井戸は、砂を掘っただけのただの穴だ。ところが見つけた井戸は、村にでもある井戸のようだった。とはいえあたりには、村など影も形もない。夢を見ているのかもしれない、と僕は思った。

さっきの展開、単に井戸を無事に見つけたということではないんですね。

P120、121
星の王子さま「この水が飲みたかったんだ」「ぼくにちょうだい……」

そうか、きみは、これをさがしていたんだね!

王子さまは、目をつぶって飲んだ。それは、まるで祝祭の喜びのように、心にしみる水だった。からだが必要とするのとは、またまったくべつの水だった。星空の下を歩き、滑車の歌を聞き、僕が力仕事をして得た水だ。だからこそ、それは贈り物にも似た、心にいい水なのだ。子供のころの、クリスマスがよみがえってくる。ツリーを飾るたくさんのロウソクの光、真夜中のミサの音楽、みんなの笑顔のやさしさ、それらすべてが、僕の受け取る贈り物を、光輝かせていたではないか。

井戸の水から、クリスマスの光景まで飛びましたね。

私は、年の暮れに、おばあちゃんやお母さんと一緒に何十個も小さい鏡餅を作って、それをひとつひとつ大切に木箱に並べてしまっていました。

それをお父さんとおじいちゃんが仕事納めをした後に、妹と二人で鉄工所の中の機械のひとつひとつに鏡餅をお供えしていったあの日の光景が蘇ります。

鉄工所には床は無く、鉄の粉とただの土のまんまで、まるで赤土でした。蛍光灯は一本も無く、灯りはぶら下がった電球だけでした。

ガラス窓はどれもこれもひびが入っていて煤けて汚れていました。

二階の物置に上がる階段は無く、真っ黒に煤けた梯子がかかっているだけでした。

どんなにおんぼろだったことでしょうか。

でもわたしはあの場所が好きでした。

私が生まれるずっと前から建っていたあの工場が好きでした。

僕にとっての古い時代に建てられた、どこかに宝物が埋められているという言いつたえがあった家と同じくらいに私にとっては神秘的な力を持った工場でした。

今でも夢に時々見ます。

高潮に浸かって全てが無くなってしまうその日まで一度もその姿を変えることなく建っていた工場で父は不自由な両目で仕事を続けていました。

父の両目には、旋盤の機械から飛んできた焼けた鉄のだらいこが入る事故でほとんど何も見えなくなっていました。

その目で最後の日まで仕事を続けていました。

P122
星の王子さま「約束は守ってね」

僕「なんの約束?」

星の王子さま「ほら……口輪だよ、ぼくのヒツジの……ぼくはあの花に、責任があるんだ!」

口輪の件、話が流れていなかったのですね。約束ってことになってたんだ~。

P123
僕「なにか考えていることがあるんだね。僕のしらない……」

だが王子さまは、答えなかった。かわりにこんなことを言った。

星の王子さま「僕が地球に落ちてきたこと、話したでしょ……あしたがちょうど、その一年目の日なんだ……」「このすぐ近くに、落ちてきたんだよ……」

僕「それは、落ちてきた記念日にむけてのことだったんだね?……」

星の王子さま「ぼくはここで待ってるよ。あしたの夕方、また来てね……」

僕の不安は、消えなかった。

こうくれば、そうなります。

そして、長かった私と王子さまの旅も、明日で完結です。

 
 

 

 

 

 

 

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