「合理的な経営とは」 現代語訳『論語と算盤』渋沢栄一・守屋淳訳 各章まとめ【第7章 算盤と権利 その4】

現代(明治~大正)の実業界は本当に嘆き悲しむべきありさまだ。
当時の実業界の現状

 

悪徳重役のような人物・・・株主から託されている資産をまるで自分のもののように得て、好き勝手に運用して自分の利益にしようとする者。

伏魔殿のような会社内部・・・公私のケジメなく秘密の行動が盛んに行われるようになっていく。

 

〈速攻解決策〉
重役に適任者がつけば自然とそういうものはなくなっていくはず。
事業が難しい(うまくいかない)理由
「虚栄心のための重役」という輩の存在・・・軽罪
好人物だが、事業経営の手腕が無い者の存在・・・やや重軽罪
自分の出世のために会社を踏み台にしようとする者の存在・・・大重罪
私利私欲のための手段として重役になる者の存在・・・大重罪

 

大重罪の彼らは明らかな詐欺行為を行う
株式相場を吊り上げておかないと都合が悪いといって、実際にはない利益をあるように見せかけ、虚偽の配当を行う。
実際には払い込んではいない株のお金を払い込んだように見せかけて株主の目をくらまそうとする。
会社の金を流用して投機をやったり、個人の事業に使ってしまったりする。

重役が誠心誠意その事業に忠実であるならば、間違いは起こしたくても起こせない。
一個人の利益になる仕事よりも、多くの人や社会全体の利益になる仕事をすべき

福沢諭吉
書物を著したとしても、それを多数の人が読むようなものでなければ効率が薄い。著者は常に自分のことよりも、国家社会を利するという考えで筆をとらなければならない。

事業経営も福沢さんの書物の話と同じである。社会に多くの利益を与えるものでなければ、正しくまともな事業とはいえないのだ

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