「模倣の時代に別れを告げよう」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第8章 実業と士道 その2】

〈すぐにでも止めるべき悪習〉

外国はすばらしい

舶来品はすばらしい

日本はたいしたことない

日本製は舶来品に劣る

これはすぐにも止めるべき悪習、間違った思い込みである。
かつてはヨーロッパの猿真似が流行って苦労した。
今(明治~大正)もその弊害が尾を引いている。
(栄一)

明治維新から半世紀たったのだ。
いつまで欧米心酔の夢を見ているのだろう・・・
いつまで自国軽蔑という見識のなさを続けるつもりなのだろう・・・
実に意気地のない話である。
(栄一)

有無相通……あるものとないものを、お互い融通し合うことが経済の原則

例) 日本はアメリカの小麦を食べ、インドの綿花を購買し、逆に日本は生糸や綿糸を売っていく。

〈国内産業省令の注意点〉

✔ 不自然かつ不相応な奨励をしてはいけない。結局は無理が出て、結果が出ず、保護したつもりが干渉や束縛になる。
✔ 「商品試験」「商品の宣伝」は私利私欲を捨てて、国益を考え、公平と親切とを忘れないようにする。
✔ 善良な人々をだまして儲けようとする(粗悪な日本製を売りつけようとする)輩が出てくるのも防がなくてはならない。

武士道には文明国における商工業者の立つべき道も含まれている。
(栄一)

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