論語と算盤1章 油断するな 「得意なときと、失意のとき」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく 【第1章 処世と信条 その9】 2020年12月8日 〈得意と失意〉 ※得意=志しを得て満足感にあふれているさま。 (画像タップで拡大) 栄一カエル 得意のときに気を緩めず、失意のときに落胆せず、いつも同じ心構えで道理を守り続けるように心がけていくことが大切。 〈油断は失敗のもと〉 うまくいってるときに調子に乗るなとか、絶望的な状態で落胆するなとか難しいぞ~ 栄一カ... アールズ塾長
論語と算盤1章 おすすめ渋沢の流儀 「蟹穴主義が肝要」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その8】 2020年12月7日 〈修身と忠恕(ちゅうじょ)〉 昔から偉い宗教家や道徳家の学者さんたちがひとびとに「道」を教えたり、「法」を立てたりしてきた。 栄一カエル 詰まる所、「修身」(自分を磨くということ)に尽きるだろう。 栄一カエル 更に言えば、わたしの生きる指針は一貫して「忠恕」(ちゅうじょ=良心的で思いやりある姿勢)である。 渋沢の流儀 ... アールズ塾長
論語と算盤1章 渋沢栄一 「立派な人間が真価を試される機会」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その7】 2020年12月6日 真の逆境とはどういうもの? 逆境とは苦労の多い境遇、うまくいくはずのものがうまくいかない不運な境遇のことをいう。 そして、真の逆境とは世の中で誰にでも起こりうる苦労や不運よりも、より避けがたいもので、真の逆境の人は変乱の時代に生まれ合わせ、心ならずもその渦中に巻きこまれるもののことをいうのではないか。 栄一カエル 明治... アールズ塾長
論語と算盤1章 渋沢栄一 「争いはよいのか、悪いのか」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その6】 2020年12月6日 世間の人A 争いは絶対に無くすべきだ。人から右の頬を打たれたなら、左の頬を差し出せ 世間の人B 争いは断じてなくすべきではない 問題:争いは人が生きていくなかで果たして利益か不利益か。 栄一カエル 実際問題、人によって大きく意見の分かれるところである。 私個人の意見としては、ときにははなはだ必要と信じている。 個人 常... アールズ塾長
論語と算盤1章 渋沢栄一 「人は平等であるべきだ」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その5】 2020年12月5日 〈適材適所は一筋縄ではいかぬ〉 社長1 例のポストには誰が向いているかなぁ・・・ 社長2 彼を今の仕事で終わらすのは勿体ないなぁ・・・ 社長3 どいつもこいつも帯に短したすきに長しだなぁ・・・ 〈たくらみの潜む適材適所〉 栄一カエル 政界、財界における自分の派閥拡大の常套手段だね。 しかし、こんなことは私の学ぶとことで... アールズ塾長
論語と算盤1章 「時期を待つ必要がある」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その4】 2020年12月5日 〈世の中を渡っていくうえで必要不可欠なこと〉 栄一カエル 若いうちに絶対に争いを避けることをよしとしてはいかんな。 不可欠その1『あえて争いを避けない』 信じることを踏みつけにしようとする者には、何があってもこれを争わなければならない。 栄一カエル いやしくも人として生まれ、特に青年時代において絶対に争いを避けようとす... アールズ塾長
論語と算盤1章 渋沢栄一 「『論語』はすべての人に共通する実用的な教訓」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その3】 2020年12月5日 渋沢栄一 夢が叶った―! 日本は商売がまだまだだからなぁ~。 これから日本のために頑張るぞ! 〈明治6(1873)年―ある日のエピソード〉 渋沢栄一 これからは、いよいよわずかな利益をあげながら、社会で生きていかなければならない。 そこでは志をいかに持つべきなのだろう・・・ 渋沢栄一 『論語』いいよね。『論語』を使い... アールズ塾長
論語と算盤1章 士魂商才 「士魂商才」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その2】 2020年12月5日 菅原道真 これからは「和魂漢才」でいこう。 ※和魂漢才・・・日本独自の精神と中国の学問をあわせ持つ 栄一カエル これからは「士魂商才」でいこう。 ※士魂商才・・・武士の精神と商人の才覚とをあわせ持つ 〈和魂漢才〉 日本人たるもの、何より日本に特有のヤマト魂というものを基盤としなければならない。 しかし、中国には孔子、孟... アールズ塾長
論語と算盤1章 渋沢栄一 「『論語』とソロバンは、はなはだ遠くて近いもの」 『論語と算盤』を図解入りで分かりやすく【第1章 処世と信条 その1 2020年12月5日 栄一カエル 弟子たちが孔子のことについて書いた『論語』という書物がある。 ここには今、われわれが道徳の手本とすべきもっとも重要な教えが載っている。 孔子 私の名前は氏は孔、名は丘(きゅう)。みんな孔子(こうせんせい)と呼んでくれます。 『論語』は私や弟子たちの言葉を孫、曾孫弟子がうまくまとめてくれたもののようです。 ... アールズ塾長