昨日は、香川県珠算競技大会でした。
私の教室からは1年生から3年生で各1名ずつ、3名の選手が出場し、2名が総合優勝(優勝者は学年ごとに決まる)いたしました。
優勝したのは1年生と2年生です。
競技会ではいつもそうなのですが、私の教室は幼児と小学校低学年がよく優勝します。
幼児から低学年がそろばん学習に力を入れるチャンス
幼児や低学年あたりで習い始めた生徒の多くは、4年生~5年生あたりで暗算1級合格が目標になります。もちろん個人差はあります。通い方によっても到達速度は変わりますので、1つの目安です。
そろばん学習のメリットは、圧倒的な計算力が身につくことが筆頭にあがります。暗算1級レベルともなれば、学校の同学年でも1、2を争う計算力です。そろばんを習っていない子供は、計算力ではまず太刀打ちできないでしょう。
小学校も高学年になると、いろいろと忙しくなります。勉強もだんだん難しくなってきます。1日は24時間、1週間は7日しかありませんので、どの習い事にどれだけ時間を使うかはよく考えなければなりません。
私の教室で一番多い学年は年長から4年生です。幼児から低学年のうちにある程度進級しておいて、あとは自分の好きなところまでやるというのが私の教室のスタイルです。
指導することはそろばんではない
私の教室では、たしかにそろばんを指導しています。
しかし、私は自分がそろばん教師だとは思っていません。
「そろばん学習を通して、勉強好きになるマインドを育てる先生」
これが私の本職だと思っています。
そのためには、そろばん教室に通ってくる生徒たちが、まずは
「アールズ楽しい」
と思うことが大切です。
そして、私達教師は、生徒に信頼されなくてはいけません。
そういう土台があってはじめて、非認知能力を育てる指導が可能になります。こればかりは、表面的な技術論をいくらやってもうまくいきません。心理学や脳科学の知識をいくら頭に詰め込んでも、心が通っていなければ教育はうまくいかないのです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そして、昨日優勝・入賞したIさん、Mさん、Rさん、日頃の練習の成果が発揮できてよかったです。