「週に何回通わせるのがよいか」
という基本的な問題があります。
他の習い事との兼ね合いやご家庭の事情もあり、悩まれる方は多いようです。
今回は、当教室の生徒たちの検定データをもとに、通塾の頻度と進級のスピードについてお伝えします。
データから見えてきたこと
今回、当教室の生徒全員の珠算・暗算の到達級と通塾頻度の関係をデータ化し分析しました。
すると、例外はあるものの、通塾の頻度によって進み方に明確な傾向があることがわかります。
・週3日以上通っている生徒は、3級以上・段位への到達率が高い。
・週1〜2日の生徒で珠算3級以上に達している生徒は、ほとんど見られない。
なぜ「3級」のあたりで差が出るのか
3級から先は、計算の桁数が増え、指の動きの精度とスピードがより細かく問われるようになります。
週1〜2日のペースでは、前回の授業から次の授業までの間隔が長くなりやすく、指の感覚や、桁読みの精度を取り戻すことに時間がかかります。
結果として、新しい内容に進む余裕が生まれにくくなります。
週3日以上のペースでは、感覚が定着したまま次の練習に入れるため、新しい技術の習得やスピードアップに時間を使えるようになります。
これが、進み方の差として表れてきます。
頻度ごとの傾向
週4〜5日通っている生徒に関しては、段位取得者のほぼ全員がここに集中しています。
練習量が多い分、珠算だけでなく暗算力の伸びも早い傾向があります。
週3日は、3級以上を目指す上で現実的なペースです。
他の習い事と並行しながらも、着実に進んでいる生徒が多いコースです。
週1〜2日は、まずそろばんに慣れることを目的とした時期、あるいはご家庭の事情に合わせてマイペースに続けていく場合に向いています。
教室からのお伝え
通塾の頻度は、それぞれのご家庭の事情に合わせて決めていただくものです。
長く続けることには、それ自体に大きな意味があります。
ただ、進級の状況を見ていると、
「このままのペースでは、算数の実力を押し上げるほどの力にはつながりにくい」
と感じるケースが出てくることもあります。
そうした生徒に対しては、教室のほうから(たとえば、算数のプリントを教室で少し解くなど)ご相談させていただくことがあります。
現在の進度や練習の様子を一緒に確認しながら、どのようにしていくかを考えていきたいと思っています。
ご不明な点があれば、いつでもお声がけください。


