塾長ブログ 奥の細道談義3 殺生石・遊行柳 「田一枚」の味わい 今日は「殺生石」と「遊行柳」です。 旅が進むにつれて、どんどん面白くなります。 玉藻の前伝説 日光を後にした芭蕉先生は、北へ北へと進みます。 途中、お弟子さんのところへ世話になり、 「犬追物の跡」「玉藻の前」の古墳をお参りしています。 まずは、この「玉藻の前」と呼ばれたお姫様のお話をしなくてはなりません。 「玉藻の前」...
塾長ブログ 奥の細道談義2 日光 一番大切なこと (レイアウトが壊れたため記事をリメイクしました) 私は、古典文学を専門とする学者でも何でもないので、古典を読むときは、自分の好きなように読んでいます。 きちんと調べれば、それなりにちゃんとしたことを書けなくもないでしょうが、学者ではないので、 古典って、こんなお気楽に読んじゃっていいの? という乗りでやってまいります。...
塾長ブログ 奥の細道談義1 冒頭 旅への思い 5月に公開した記事のリメイクです 序(本文) 本文 月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。 つきひははくたいのかかくにして、いきこうとしも またたびびとなり。 舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老をむかふる物は、 ふねのうえにしょうがいをうかべ、うまのくちとらえておいをむかうるものは、 日々旅にして旅を栖とす...