そろばん12級は「5だま」を使う勉強になります。
私の教室は幼児が多いので、そろばん12級は2段階の学習に分けています。
もくじ
そろばん12級 第1段階
「あわせて5」「5からひく」の勉強が始まります。
「あわせて5になる数」は「1と4」「2と3」の2通りの組み合わせだけですから、この段階では簡単です。
そろばん12級 第2段階
前の段階が終わると、少し複雑になります。
「あわせて5」「5からひく」と「あわせて10」「10からひく」がまざります。
たとえば、
「14たす2」は、5だまを使うので、「あわせて5は、2と3」を考えます。
「18たす2」では、10へのくり上がりになるので、「あわせて10は、2と8」を考えます。
このように、おなじ「たす2」でも「あわせて5」なのか「あわせて10」なのか
を考えなくてはならないため、幼児には難しいことがあります。
それでも、根気よく先生が見てあげることで、だんだん一人でできるようになります。
他の学習
そろばん12級の練習と同時に、私の教室では「SONIC」という暗算教材をはじめます。
また、簡単なかけ算やわり算をそろばんで計算しはじめるのもこの時期です。
12級の練習開始と同時に、そろばん9級や8級に合格するための準備学習が始まります。
そして、これが後の暗算6級~5級のスピード合格の布石になっています。
この級でのおすすめのプリント
そろばんイロハ 12イ~ワ/検定練習プリント
【そろばん見取算の特訓】チャレンジプリント見取算 レベル1~6
あんざん準9級
【そろばんチャレンジプリント】かけざん レベル1~2