国語力と得点力は等しいものではありません。
このことをうまく説明できればいいなと思っていたら、
すでにありました。
にしむら先生のYouTube動画をご紹介いたします。
にしむら先生は、受験のプロです。
この先生の情報発信はとても有意義で、私も尊敬しています。
動画では、国語力と得点力の関係、得点力を上げるためのポイントが明解に説明されています。
動画は10分程度なので、興味のある方はぜひご覧ください。
まず、国語の得点力を上げるためには、
漢字の読み書き
文法や慣用句などの知識
が確実であると説明されています。
さて、私の教室では、
俳句、和歌、ことわざ、漢詩、文語詩、現代詩、古典の名作などの素読をしますが、これは知識分野の大きな下地となるでしょう。
漢字は小学生で習う漢字だけでなく、上位学習として四字熟語の書き取りをします。
そして、国語のワークでは文法、語法、根拠の関係(理由をさがす)、対比の構造を捉える単元がいくつもあり、この動画でにしむら先生が指摘しているポイントはできるだけ多くの仕掛けを作っています。
また、私の作成した読解問題でも同様で、「ので」「から」を探すと正解にたどり着く問題はいくつも作ってきました。
私は、平素は「学校のテスト対策」とは無関係な表情を装ってはいますが、私の作成した教材をしっかりと学習すれば、学校のテストにもそれなりに響く仕組みは作っています。
ただ、あまりそれを前面に押し出すと、テストの得点力ばかりに気がいってしまい本当にやりたい指導ができなくなります。
この動画の中で、にしむら先生が指摘されていたように
国語力=日本語力
であり、身につけるにはとても時間がかかります。
私は、時間をかけて日本語力を身につける先生でいたいと思っています。