もくじ
うっかりミスは無くならない?
うっかりミスは減らせます(断言)
私が以前に取り上げた
『AIに負けない子どもを育てる』
の中では
「うっかりミスは気にしない方がよい」
という意味のことが書かれていました。
それでも、なんとか減らす方法はないのか。
あります。(断言)
うっかりミスが瞬時に消える魔法のようなコツはありませんが、
時間をかければうっかりミスを減らすことはできます。
うっかりミスをなくす(計算編)
計算のうっかりミスは、確実に減らすことができます。
そろばんを習って暗算1級を目指してください。
1級をとれなくてもかまいません。
目指すのです。
計算ミスの減少は、暗算6級~4級あたりで効果が表れてきます。(個人差はあります)
暗算6級だと、習い始めて1年かからない場合もあります。
進級の速さは練習量に比例します。
ちなみに私の教室では、常に暗算1級合格者は在籍生徒の10%~20%存在します。
暗算1級に合格して、段位に進めば、「計算上のミス」は小学生レベルではほぼなくなると思ってよいでしょう。
しかし、それでも算数のテストでうっかりミスをしてしまう場合があります。
それは、問題をきちんと読んでいない場合に起こるミスです。
そこは計算のミスではなく、「文字を読まない・読めていない」ことから起きるミスなので、国語力の問題になります。
うっかりミスをなくす(国語編)
テストの問題に書かれている文字を読まない、あるいは読めていない症状を改善するには
「読み書き」の力を鍛えるしかありません。
「読み書き」の力を鍛える一番の方法は、
『暗誦詩文集』『国語の鍛錬』をやり込んでください。
私の教室に通えない方の為にリンクを貼っておきます。
私の教材はまだすべてアップロードできていませんが、最終的に私が作成した教材はすべてアップロードする予定です。
時間があるときに順次作業しております。
私は、「読み書き」の力を鍛えるために、『暗誦詩文集』と『国語の鍛錬』を開発しました。
この教材では、「正しく読む」「正しく写す」という動作をたくさん練習することで
とてつもない「読み書き」の力
が身につくようになっています。
ふつうに「読み書き」の力がつくのではありません。
とてつもない「読み書き」の力です。
とてつもない「読み書き」の力が身につくと、
文字を読み飛ばしたり、文脈をとりちがえたりするといううっかりミスは減るのが当たり前です。
古典の名作をはじめとする、いろいろな文章を大量にノートに写して、それを正しく音読している生徒にとって、小学校のテストに書いている日本語がどれほど簡単に見えるか想像してみてください。
まとめ
うっかりミスを減らす確実な方法は
①そろばんを習って暗算1級を目指す
②『暗誦詩文集』『国語の鍛錬』をやり込む。
の2つです。
どちらも時間がかかってしまいますが、時間をかけて手に入れた実力はとてつもない「読み書き」と「計算力」の財産として残ります。
一見遠回りに思えるかもしれませんが、これほど確実な方法はありません。
ぜひ参考になさってください。